フールズジャーニー【4.皇帝】
女帝の元を離れた愚者が、
次に向かった先は、皇帝のいる
大きく寒々しくそびえたつ城だった。
城の中へと入ると、皆
それぞれの役割を果たし
滞りなく、皇帝の世界は回っている。
それはまるで次の動きを予測している
無駄のない動き。
その姿に愚者は、
「何かしらの法則がそこにはある」と
気付き、その発見する喜びを
経験していた。
その法則にそぐわない動きをする者は
長によって罰せられ、
罰せられたものは、イライラしている。
それを見た愚者は、
「自制心を持ってルールを守る厳しさ」も
学んだ。
様々な組織をルールによって統括、統制し、
その秩序を守る権威を持つ皇帝に
愚者は目を輝かせていた。
【LINE公式アカウント】
もしこのお話がご参考になりましたら
下記の公式アカウントの
お友達追加して下さいね♪
↓ ↓ ↓